• トップ
  • ブログ
  • 通信制高校と高認、どっちがお子さんに向いてる?メリット・デメリットを徹底比較!

通信制高校と高認、どっちがお子さんに向いてる?メリット・デメリットを徹底比較!

2025/12/14

通信制高校と高認、どっちがお子さんに向いてる?メリット・デメリットを徹底比較!




「通信制高校」と「高認」。どちらも高校卒業に関連するものですが、その違いは意外と分かりにくいものです。

「うちの子には、どちらが合っているんだろう…」

「大学進学を考えると、どっちが有利なの?」

そんな保護者の方々の疑問にお答えするため、今回はそれぞれの特徴やメリット・デメリットを徹底比較します。

1. そもそも「高認」って何?大検とは違うの?

まず、「高認」について正しく理解しましょう。

高認の正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」といいます。

以前は「大学入学資格検定(大検)」と呼ばれていましたが、2005年度から現在の名称に変わり、内容も見直されました。

ここで最も大切なポイントは、高認は「学歴」ではなく「資格」であるということです。

高認に合格すれば「高校を卒業した人と同等以上の学力がある」と国が認定してくれます。これがあれば、大学や専門学校の受験資格が得られます。

しかし、最終学歴はあくまで「中学校卒業」のままです。履歴書の学歴欄には「高等学校卒業程度認定試験合格」と書くことになり、高校卒業とは区別されます。

例えるなら、自動車の運転免許のようなものです。免許があれば運転はできますが、それが学歴になるわけではありません。

一方、通信制高校を卒業した場合は、全日制や定時制と全く同じ「高等学校卒業(高卒)」という学歴になります。履歴書にも堂々と「◯◯高等学校 通信制課程 卒業」と書くことができます。

2. 大学進学の方法(推薦入試は使える?)

大学や専門学校への進学を考えたとき、大きな違いが出てくるのが「入試方式」です。

・高認の場合

原則として一般入試での受験となります。

高認の資格だけでは、多くの大学で行われている「学校推薦型選抜(推薦入試)」に出願することは難しいのが現状です。

・通信制高校の場合

「学校推薦型選抜(推薦入試)」を利用できます。

これは全日制高校と全く同じ条件です。大学が高校を指定する「指定校制」や、基準を満たせば出願できる「公募制」など、チャンスが大きく広がります。

普段のレポート提出などを頑張って評定平均を上げておけば、有利に進学を目指すことができます。

3. 学習サポートと「通学」の重要性

高認か通信制高校かを選ぶ際、合格や卒業の「その先」を見据えることが非常に重要です。大切なのは、上級学校で学び、経験を積み、学位を得ることだからです。

・学習面のサポート体制

高認は、基本的には独学です。自分でテキストを選び、計画を立て、モチベーションを維持して勉強を続ける必要があります。

一方、通信制高校には「サポート校」という心強い存在があります。サポート校は通信制高校の生徒のための塾のような場所で、レポート作成の支援や個別指導を行ってくれます。かつては独学が難しく卒業率が低いこともありましたが、サポート校の存在により、多くの生徒が3年間で卒業できるようになっています。

・人間関係と「通学」のリハビリ

ここが見落としがちですが、とても大切なポイントです。

大学や専門学校に進学すると、基本的には「通学」が必要となり、新たな人間関係が発生します。

もし人間関係に苦手意識があって不登校になっていた場合、高認を自宅学習だけで取得し、いきなり大学という大きな集団に入るとどうなるでしょうか。環境の激変についていけず、せっかく入学しても通い続けられないケースがあります。

通信制高校(サポート校)であれば、週1日から週5日まで自分のペースで通学スタイルを選べます。

スタッフや友人との交流を通じて、少しずつ人と関わる練習ができます。精神的なサポートも受けられるため、社会に出るための準備期間(リハビリ期間)として活用できるのです。

まとめ

それぞれの特徴を整理します。

・高認(高卒認定試験)

区分:資格(学歴は中卒)

学習スタイル:基本は独学

大学入試:一般入試が中心

通学:なし(試験のみ)

・通信制高校

区分:学歴(高卒)

学習スタイル:サポート校などで手厚い支援あり

大学入試:推薦入試も利用可能

通学:ペースに合わせて通学し、人間関係の練習ができる

「とにかく早く資格だけ欲しい」という場合は高認が向いているかもしれません。

しかし、「高卒という学歴が欲しい」「進学に向けて推薦入試も使いたい」「少しずつ社会復帰の準備をしたい」という場合は、通信制高校とサポート校の利用がおすすめです。

お子様の性格や将来の目標に合わせて、最適な道を選んであげてください。


PAGE TOP